ファイル情報(添付) | |
タイトル |
小学校家庭科におけるアクティブ・ラーニングを活用した食材を選ぶ力の育成 : みそ汁づくりを題材にして
|
タイトル |
Fostering of the Ability to Select Meal Material Utilizing Active Learning in Elementary School Home Economics : Using Miso Soup as the Theme
|
タイトル 読み |
ショウガッコウ カテイカ ニ オケル アクティブ・ラーニング オ カツヨウ シタ ショクザイ オ エラブ チカラ ノ イクセイ ミソシル ズクリ オ ダイザイ ニ シテ
|
著者 |
植田 遥菜
|
収録物名 |
島根大学教育学部紀要
|
巻 | 49 |
開始ページ | 17 |
終了ページ | 25 |
収録物識別子 |
ISSN 18808581
|
内容記述 |
抄録・要旨
本研究は、主体的な食生活を営むために、的確な食材を選ぶ力をアクティブ・ラーニングによって育成することを目的としている。県内の小学校1校の5年生、2学級の60人を対象に、指定題材であるみそ汁作りの授業を、児童相互の学び合いにより知識と技能を深め、食材の購入、調理、試食という一連の体験学習となるよう考慮して行った。その結果、みそ汁の代表的な実の一つである豆腐選びにおいて、授業前では選んだ理由を明確に記述できない児童もいたが、授業後には全員が具体的な理由をもった上で選ぶことができていた。また、食材選びの意欲に関しては、授業後に90%以上の児童が自分で見て選びたいと思う、あるいは少し思うと回答した。さらに、食材選びの方法に関しても、ほとんどの児童が選ぶ視点を大事にしながら購入したいとし、食材を選ぶ視点の数も授業前に比べ授業後には全ての項目において割合が高くなった。児童にとって食材選びは、自分たちが食べることを意識したものとなり、より実生活に密着したものとなったと捉えることができる。しかし、食材の購入や調理の際、事前に必要な分量は確認していたものの、実践となるとほとんどの児童が分量には意識が向いていなかった。そのため今後は、実践前に再度必要な分量について確認を行うことが必要であるとともに、計画的な物の購入という内容を関連させることが有効であると考えられる。
|
主題 |
Active Learning
Elementary School Home Economics
Ability to Select
Miso Soup Making
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学教育学部
|
発行日 | 2015-12-22 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
関連情報 |
[NCID] AA12171265
|