出雲南部に残存するハンノキ林について

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ファイル情報(添付)
c0030010r015.pdf 2.97 MB エンバーゴ : 2002-01-25
タイトル
出雲南部に残存するハンノキ林について
タイトル
The Forest of Alnus japonica of Southern Izumo District, Shimane Prefecture
タイトル 読み
イヅモ ナンブ ニ ザンゾンスル ハンノキ リン ニツイテ
著者
[スギ]村 喜則
収録物名
島根大学文理学部紀要. 理学科編
Memoirs of the Faculty of Literature and Science, Shimane University. Natural sciences
10
開始ページ 93
終了ページ 99
収録物識別子
ISSN 03709434
内容記述
その他
 島根県下においてハンノキ林がみられる個所は少なく,しかもそれらはすべて小規模なものであって,人為的な影響を受けたものが多く植生はほとんど破壊されている。今回とり上げた出雲地方の南部に存在するハンノキ林についても小規模なものである。しかし小規模であっても,林下のようすをみると,かなり自然の状態が残されているものとみなすことができる。
 島根県飯石郡赤来町は中国山地の脊陵部にあり,準平原状の盆地であって,平担地で標高約400mの位置にある。この盆地周辺の山沿いに湿地が点在しており,それらの湿地にハンノキ林が形成されている個所がある。ハンノキ林は最近伐採後,埋立てられ採草地等に利用されるところから少なくなっていく傾向にある。そこで記録にとどめる意味も含めて,ハンノキ林の植生調査をおこなった。
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学文理学部
The Faculty of Literature and Science, Shimane University
発行日 1976-12-20
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AN0010806X