セメント硬化体の水蒸気吸脱着等温線測定に及ぼす試料粒径の影響

コンクリート工学年次論文集 32 巻 1 号 581-586 頁 2010 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル
セメント硬化体の水蒸気吸脱着等温線測定に及ぼす試料粒径の影響
タイトル 読み
セメント コウカタイ ノ スイジョウキ キュウダッチャクトウ オンセン ソクテイ ニ オヨボス シリョウ リュウケイ ノ エイキョウ
著者
岸本 嘉彦
高橋 力也
濱 幸雄
収録物名
コンクリート工学年次論文集
32
1
開始ページ 581
終了ページ 586
収録物識別子
ISSN 13474111
内容記述
その他
本研究は,水蒸気吸脱着等温線測定に及ぼす試料粒径の影響を明らかにすることを目的とし,マクロスケールのセメント硬化体の空隙構造評価の観点から検討をおこなった。その結果,粒径80μm以下と2.5~5mmの試料の吸脱着等温線の差異は全湿度領域において明確に見られた。試料を粒径80μm以下に粉砕することにより,最大吸着量は1/2以下となり,さらにはインクボトル空隙の存在など,セメント硬化体の耐久性に関連する重要な情報が損失されることがわかった。マクロスケールのセメント硬化体の細孔構造評価のためには,少なくとも粒径5mm以上の試料を用いる必要があることを明らかにした。
主題
吸脱着等温線 ( その他)
水蒸気吸着 ( その他)
細孔構造評価 ( その他)
比表面積 ( その他)
水銀圧入法 ( その他)
言語
日本語
資源タイプ 学術雑誌論文
出版者
公益社団法人日本コンクリート工学会
Japan Concrete Insutitute
発行日 2010
権利情報
公益社団法人日本コンクリート工学会
本文データは学協会の許諾に基づき「コンクリート工学年次論文集検索システム」から複製したものである
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
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