美術教育学の制度的基盤の成立過程 : 鳥取大学における人的制度と配置

島根大学教育学部紀要 Volume 48 Page 27-38 published_at 2014-12-25
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File
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Title
美術教育学の制度的基盤の成立過程 : 鳥取大学における人的制度と配置
Title
A historical research on establishment of the staff of art education in the college : the case of the faculty of education of Tottori University
Title Transcription
ビジュツ キョウイクガク ノ セイドテキ キバン ノ セイリツ カテイ : トットリ ダイガク ニオケル ジンテキ セイド ト ハイチ
Creator
Source Title
島根大学教育学部紀要
Volume 48
Start Page 27
End Page 38
Journal Identifire
ISSN 18808581
Descriptions
 鳥取大学における美術教育学の制度的基盤の成立過程(人的制度の成立と人的配置)を次のように明らかにした。
1. 鳥取師範学校から鳥取大学学芸学部への移行:図画工作担当教官はほぼ大学に移行したが,美術科教育を専門とする教官はいなかった。しかし美術科教育関係授業を担当する教官は明確にいた。ただ制度的に美術教育の専門性は未だ保証されておらず,「美術教育学」も認識されていなかった。2. 学科目の設置と具体的人員の配置:昭和48年4月より美術科教育の学科目に人員が置かれ実質化し,制度的に美術科教育の専門性が保証された。3. 教科教育専攻大学院の設置と展開:美術科教育を専門とする二教官が揃い,平成8年4月に大学院教育学研究科美術教育専修が設置された。
これにより,鳥取大学における美術教育学の制度的基盤が成立した。
Subjects
美術教育史/美術教育学/学科目/大学院 ( Other)
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学教育学部
Date of Issued 2014-12-25
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Relation
[NCID] AA12171265