ファイル情報(添付) | |
タイトル |
品詞分類の基準について(上) : その五つの類型
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タイトル |
Criterion in Classification of Parts-of-speech : Five types
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タイトル 読み |
ヒンシ ブンルイ ノ キジュン ニ ツイテ ジョウ ソノ イツツ ノ ルイケイ
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著者 |
安本 武正
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収録物名 |
島大言語文化 : 島根大学法文学部紀要. 言語文化学科編
Studies in language and culture : memoirs of the Faculty of Law and Literature
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巻 | 2 |
開始ページ | (1 |
終了ページ | 14) |
収録物識別子 |
ISSN 13423533
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内容記述 |
その他
中国語の品詞分類の基準については語義、文法機能、形態、語彙・文法範疇、文法的意味と文法的形式の特徴の結合という五つの基準を取り上げて分析してみる。
朱星『漢語語法学的若干問題』は1950年代の「品詞論争」の結果を三つの基準、つまり語義・文法機能・形態という三つ基準が得られたと結論を下し、しかもこの三つの基準は殆どみなが一致しているものであると付け加えている。張静『漢語語法問題』はこの三つの基準説にソ連の言語学者が提唱し、『暫擬漢語教学語法系統簡述』が取り入れた語彙・文法範疇という基準を加え、この四つの基準を分析し、独自の文法的意味と文法的形式の特徴の結合という基準を打ち出している。これらの基準はすべて品詞論争後にあらわれた基準であるといえよう。 小文では上に述べた五つの基準を『漢語語法問題』の分析を踏えて考えてみることにする。ただ文法機能説を考える場合には、『漢語語法問題』が言及していない朱徳煕『語法講義』と呂叔湘『漢語語法分析問題』のその説も合わせて考えてみることにする。これらのことを通じてそれぞれの説の根拠及びその問題点を探り、中国語の品詞分類の基準についての一つの考え方を試みてみる。 |
言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学法文学部
Shimane University, Faculty of Law and Literature
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発行日 | 1996-12-25 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | アクセス制限あり |
関連情報 |
[NCID] AA11147571
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