ファイル情報(添付) | |
タイトル |
住宅居間におけるソファの使用実態
|
タイトル |
Actual Use of Sofas in Living rooms
|
タイトル 読み |
ジュウタク クウカン ニオケル ソフィア ノ シヨウ ジッタイ
|
著者 |
宮崎 有佳
|
収録物名 |
島根大学教育学部紀要
|
巻 | 47 |
開始ページ | 89 |
終了ページ | 93 |
収録物識別子 |
ISSN 18808581
|
内容記述 |
その他
居間へのソファの導入状況や、ソファを使った生活行為について明らかにすることによって、ソファの適切な導入方法について検討することを目的として研究を行った。その結果、下記のことが明らかになった。
(1) 調査対象の約7割の世帯で、ソファが導入されていた。居間が広い程、ソファの数や設置形態が多様化する傾向にあった。 (2) 居間で行われているほとんどの生活行為で、ソファ導入世帯の方が行っている割合が高くなっていた。ソファに直接関連していない生活行為の割合も導入世帯の方が高かった。また、ソファ導入世帯の約3割がソファの導入によって家族が居間に集まる時間が多くなったと答えていた。以上のことから、ソファの導入は家族を居間に呼び寄せる効果があると考えられる。 (3) ソファの評価が高い程家族が居間に集まる時間が多くなる傾向にあることから、その家庭により適したソファを選択することが家族を居間に呼び寄せる効果を高めることにつながると考えられる。 (4) ソファ非導入世帯の方が多い生活行為は、軽い運動等、広いスペースを必要とするものであった。 (5) ソファの導入にあたっては、居間の広さを最低8畳以上、できれば10畳以上確保することが望ましいと考えられる。 (6) 一方、ソファ導入世帯の約半数が導入による不都合を感じていた。その不都合の内容から、ソファ導入の際には、居間が狭い場合は、動きやすさをより検討すること、居間が広い場合は、生活スタイル等からソファが有効に使われるかどうかを検討することが必要であると考えられる。 (7) 現在、ソファのデザインや用途は非常に多様化している。導入にあたっては各家庭の生活スタイル等を配慮することが必要である。場合によっては、アドバイザーからの適切なアドバイスを受けて選択することが望ましい。 |
主題 | |
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学教育学部
|
発行日 | 2013-12-25 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
関連情報 |
[NCID] AA12171265
|