米単作地帯における産業組合の成立 : 斐川村久木地区について(斐川村調査特輯)

島根大学論集. 社会科学 4 巻 85-100 頁 1958-02-28 発行
アクセス数 : 1996
ダウンロード数 : 0

今月のアクセス数 : 61
今月のダウンロード数 : 0
ファイル情報(添付)
a005004h008.pdf 2.37 MB エンバーゴ : 2001-10-07
タイトル
米単作地帯における産業組合の成立 : 斐川村久木地区について(斐川村調査特輯)
タイトル
Establishment of a Farmer's Co-operative in the Rice Crop Area : The Case in Hisagi Area,Hikawa Village (The special issue of survey on Hikawa Village)
タイトル 読み
コメ タンサク チタイ ニ オケル サンギョウ クミアイ ノ セイリツ ヒカワムラ ヒサギ チク ニ ツイテ ヒカワムラ チョウサ トクシュウ
著者
勝部 邦夫
収録物名
島根大学論集. 社会科学
4
開始ページ 85
終了ページ 100
収録物識別子
ISSN 04886534
内容記述
その他
農地改革の評価については今日大ざっぱにいってその実質的効果を肯定する方向が打ち出されていると考えてよかろう。島根県の穀倉いわれる斐川村、とりわけ村が田と畑より成立って山林なく、しかも解放時約六六%の小作地率をもつ久木地区において農地改革はドラステイツクな影響を及ぼし、「所有と経営との分離がおおむね解消し」「地主制の解体」を結果したとみるのが実態を衝いている、これが調査を終えての私の実感である。そして農地改革、及びそれのみが可能にしたその後の広汎な土地改良事業の過程を通じてその前後に、少なくとも経済的側面において明確な断層と対照とが看取される。私の課題はこの断層と対照を流通過程に即してみることであるが、さしあたりその指標を産業組合→(農業会)→農業協同組合におき、その役割と性格の変化を通じて解明したい。本稿はその第一稿で産業組合の成立までを取扱う。
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学
Shimane University
発行日 1958-02-28
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 アクセス制限あり
関連情報
[NCID] AN00108161