「土佐日記」制作についての小論

島根大学論集. 人文科学 6 巻 1-9 頁 1956-02-21 発行
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ファイル情報(添付)
a006006h001.pdf 1.1 MB エンバーゴ : 2001-10-08
タイトル
「土佐日記」制作についての小論
タイトル 読み
トサ ニッキ セイサク ニツイテ ノ ショウロン
著者
小原 幹雄
収録物名
島根大学論集. 人文科学
6
開始ページ 1
終了ページ 9
収録物識別子
ISSN 04886518
内容記述
その他
「土佐日記」についての論考は、すでにおびただしいものがあつて、今更の感もないではないが、私は、主として、この日記が書かれて行つたその過程に関して、以下述べる三点について考へてみようと思ふのである。即ちその一は、読者を考慮して、公表する意図のために書かれた日記であること。その二は、船中における控へによつて、帰京後、整頓されて文芸的に制作されたものであつて、その控へも毎日丹念に記されたのではなかつたらしいこと。その三は、「萬葉集」・「伊勢物語」とこの日記との関係。この三点に限つて、いささか概括的に考へ述べてみたい。
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学
Shimane University
発行日 1956-02-21
アクセス権 アクセス制限あり
関連情報
[NCID] AN00108183