| ファイル情報(添付) | |
| タイトル |
男女共学に対応した家庭科教育のカリキュラムの研究
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| タイトル |
Studies in Curriculum of Home Economics for Co-Education
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| タイトル 読み |
ダンジョ キョウガク ニ タイオウ シタ カテイカ キョウイク ノ カリキュラム ノ ケンキュウ
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| 著者 |
錦織 禎徳
藤江 奏
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| 収録物名 |
島根大学教育学部紀要. 教育科学
Memoirs of the Faculty of Education, Shimane University. Educational science
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| 巻 | 24 |
| 号 | 2 |
| 開始ページ | 5 |
| 終了ページ | 24 |
| 収録物識別子 |
ISSN 0287251X
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| 内容記述 |
抄録・要旨
急速に変貌する杜会に対応するために数々の教育改革が押し進められている。特にこれまで中学校,高校段階では主として女子が学ぶ教科としての性格が強かった家庭科は,平成元年の教育課程の改訂により小学校から高校まで一貫して男女ともに学ぶ教科となった。一方,家庭科の男女共学に対しては,いまだに根強い反対意見が教育現場にある。反対意見を集約すれば,従来の家庭科の教育内容・方法が今後も変わらないとして,男子に不適当であるから,反対と言うのが大多数である。また,産業教育振興法で定義づけられた家庭科教育と,これから行なわれる男女共学の教育内容との混同等からの反対意見もある。賛成論者の中にも「もの作りに終始する」として,これまでもとかく批判の多かった教育内容を改めるべきであるとの議論も多い。このように今後の家庭科教育のあり方が,充分に検討されないまま,実施の段階を迎えようとしているのが現状である。したがって,家庭科のカリキュラム,教育内容,教育方法,教育施設・設備等は男女共学にふさわしいように早急に改められねばならない。また,男女共学に対応しうる資質を備えた教員の養成が急がれる。
本研究はアンケート調査によって,中学校および高校の家庭科教員の男女共学の家庭科への対応の状況を調べた。また,教員養成大学のカリキュラム等についても調査した。これらの調査結果を通して,男女共学に対する教育現場の実態を把握し,問題点を明確にした。そして,新しい男女共学の家庭科を指導できる教員の養成および現職再教育のための学科目の構成,内容,施設・設備等は,どの様に整備すべきかについて,各領域ごとに検討し,総合的な提言をするものである。併せて,情報処理に関する学科目との関連についても若干の検討結果を報告する。 |
| 言語 |
日本語
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| 資源タイプ | 紀要論文 |
| 出版者 |
島根大学教育学部
The Faculty of Education Shimane University
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| 発行日 | 1990-12-25 |
| アクセス権 | オープンアクセス |
| 関連情報 |
[NCID]
AN0010792X
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