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                        この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.24568/55599
                    
                    島大言語文化 : 島根大学法文学部紀要. 言語文化学科編 58 巻
    2025-03-31 発行
クリムトとアルマ= タデマ
Klimt and Alma-Tadema
        本文ファイル
                
                    島大言語文化_58_p23-39.pdf
                    ( 20 MB )
                
            内容記述
             クリムトは今や世紀末ウィーンを代表する画家としてここ日本でもよく知られているが、つねに注目されるのは、そのほとんどが彼の中期以降の金色を多用した作品で、分離派結成前の初期作品に言及されることはきわめてまれである。彼が分離派を結成し、その初代の会長になったのは37 歳で、亡くなったのは55歳であるから、20歳頃から画家として本格的に活動を始めたとすると、およそその半分の時期の作品について、少なくとも日本ではあまりよく知られていないということになるだろう。
そこで本稿では、分離派結成にいたるまでの彼の作品をとりあげ、その特徴を探っていくことにしたい。その際、わたしたちが注目したいのは、オランダ生まれで後年イギリスに渡って活躍をしたアルマ= タデマとクリムトとの関係である。
            そこで本稿では、分離派結成にいたるまでの彼の作品をとりあげ、その特徴を探っていくことにしたい。その際、わたしたちが注目したいのは、オランダ生まれで後年イギリスに渡って活躍をしたアルマ= タデマとクリムトとの関係である。
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