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人間科学部紀要 Volume 9
published_at 2026-03
議論提示による少数派影響の研究方法の検討 : 少数派影響と性格特性との関連
Methodological Examination for Minority Influence by Argument Presentation: The Relationship Between Minority Influence and Personality Traits
KOGA Mihiro
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人間科学部紀要_9_p19-30.pdf
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本研究では少数派影響が起きやすい実験方法と、少数派影響を受けやすい性格特性を検討することを目的とした。大学生99 名を対象とし場面想定法を用いたオンライン調査を実施した。被験者はシナリオ法条件とブックレット法条件に分けられ、6 つの社会問題に対して架空のクラスメイトが議論する様子を文章で提示し、議論前・議論中・議論後の態度、および性格特性に関する質問に回答した。実験の結果、全体としては少数派影響が起きたと考えられるが、二条件の比較の結果、方法による明確な差は見られなかった。性格特性と少数派影響の関係については、少数派影響の受けやすさに明確に関係している性格特性は示されなかった。ただし、社会問題のテーマによっては協調性が高い人が少数派影響を受けやすい傾向が見られた。また、開放性や神経症傾向、勤勉性もテーマにより少数派影響と関係することが示唆された。
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