著者 |
矢野 道夫
|
内容記述(抄録等) | グリーンの小説はよく知られ,日本でも多くの翻訳が出ている。しかし彼の戯曲については,我が国では,殆んど研究者もなく翻訳もない。このような無視は果して妥当であろうか。又,彼の戯曲は如何にかかれ,何を対象とし,何を特色とするか,これ等を究明するのが小論の目的である。
尚,グリーンの劇作品には数多くの映画シナリオも含まれるが,それは戯曲と異り彼のいう「act of creationではない」からここでは除外し,専ら彼の現在までに発表した五つの戯曲を対象とする。 |
掲載誌情報 |
島根大学文理学部紀要. 文学科編
11
, (79
- 90)
, 1977-12-27
|
出版者 | 島根大学文理学部
|