一 はじめに-----問題の所在
二 在日朝鮮人の法的地位(原点)-----参政権の停止
(1) 前史
(2) 参政権停止の事情
(3) 「戸籍条項」追加の経緯
三 法的地位の特徴
(1) 歴史的責任の回避
(2) 戦争(後)責任の放棄
(3) 国籍選択権の剥奪
四 地方参政権をめぐる憲法構造
(1) 近時の動向
(2) 憲法構造-----制憲過程
(3) 地方自治制度と参政権確保
五 おわりに-----立法上の不作為における違憲性について
<資料>
外国人の地方参政権のための立法措置に関する基本的考え方(さきがけしまね)
「地方自治法及び公職選挙法の一部を改正する法律(案二要綱(さきがけしまね)
「平成八年一二月一四日付、被告,被控訴人(国・福井市ほか三名)側第二準備書面」(抜すい)