島根大学教育学部紀要

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島根大学教育学部紀要 51
2017-12-28 発行

英語の条件文とモダリティについて

On English Conditionals and Modality
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内容記述(抄録等)
 本稿では,条件文の前件に現れる助動詞を客体化されたモダリティと考え,客体化されたモダリティと後件における話し手の判断との推論関係について述べるモダリティ型条件文という概念を提案する。
 また,後件に助動詞willを含む条件文は事態発生の可能性という点で無標であり,be going toを含むモダリティ型条件文は事態発生の可能性,さらには話し手の感情という点から有標であることを主張する。
 さらに,本稿で提案するモダリティ型条件文という概念から佐藤( 2016) の主張を検証する。
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