島根大学教育学部紀要

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島根大学教育学部紀要 41
2007-12-25 発行

韓国の教育課程の変遷と第七次教育課程における中学校技術・家庭の構造

The Change of the Curriculum Composition and the Curriculum Structure of Industrial Arts and Home Economics of the Seventh Curriculum in Korea
多々納 道子
鄭 曉静
坂田 清華
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内容記述(抄録等)
 本研究は、家庭や社会の変化に対応して改革を行ってきた韓国の教育課程の変遷と、第七次教育課程による技術・家庭の構造的な特質を明らかにすることを目的とした。韓国の中学校家庭生活学習は、男女平等の教育観と性別役割分業意識の影響を強く受け、教育課程の改訂の都度、名称や内容構成を大きく変えてきた。第七次教育課程では、国や国民をあげての伝統的な意識の見直しにより、男女とも学ぶ国民共通基本教育課程に位置づけられてきたことが理解できた。この国民共通基本教育課程に位置づけるために、これまでの考え方を大きく変える8つの原理によって編成された。この第七次教育課程における目標、内容構成などの原理は、日本の技術・家庭を検討する際に参考になるものと考えられた。
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