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タイトルヨミ
マツエハン イ ガッコウ キョウジュ ヤマモトケ ノ ジセキ
日本語以外のタイトル
Rsearch on the Writings by the Yamamoto Family, Doctor of Matsue-han
ファイル
言語
日本語
属性
論文(縦組)
著者
田籠 博 国語学研究室
内容記述(抄録等)
本稿は地方における本草学の展開の模様をうかがう一例として出雲松江藩医学校「存済館」教授を三代にわたって務めた山本家の事跡を辿ったものである。『雲州採薬記事』の著者簡斎館良臣の調べを機縁とするが、山本家に関する基本的な事実すら暖昧で、著作の多くが未紹介であり、先行研究で明らかにされた事実の中にも不十分な点が認められる。未見の書も少なくないまま筆者自身が調査した関係文献の記事をここに纏めておく所以である。
基礎的事項は松江藩の公式史料『列士録』(松江県立図書館蔵)に基づくが、『島根県史』第九巻「藩政時代」下(昭和5年)、『日本教育史資料」第五巻にも記事がある。先行研究には米田正治氏『島根県医学史覚書』1~6頁(報光社、昭和51年)と佐野正巳氏『松江藩学芸史の研究』314~326頁(明治書院、昭和56年)がある。特に佐野氏が見出された山本家菩提寺である天倫寺過去帳の記事は貴重である。
掲載誌名
島大言語文化 : 島根大学法文学部紀要. 言語文化学科編
6
開始ページ
41
終了ページ
64
ISSN
13423533
発行日
1998-12-25
NCID
AA11147571
DOI(SelfDOI)
出版者
島根大学法文学部
出版者別表記
Shimane University, Faculty of Law and Literature
資料タイプ
紀要論文
ファイル形式
PDF
著者版/出版社版
出版社版
部局
法文学部
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