| ファイル情報(添付) | |
| タイトル |
ジェンティーレにおける国家と教育
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| タイトル |
State and education in Gentile
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| タイトル 読み |
ジェンティーレ ニオケル コッカト キョウイク
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| 著者 | |
| 収録物名 |
島根大学教育学部紀要
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| 巻 | 42 |
| 開始ページ | 55 |
| 終了ページ | 64 |
| 収録物識別子 |
ISSN 18808581
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| 内容記述 |
抄録・要旨
ベネデット・クローチェとともに、イタリア理想主義思想を代表する哲学者であったジョヴァンニ・ジェンティーレは、クローチェとの共同作業によって当時のイタリア思想界に大きな影響を及ぼした。彼は、第一次大戦への参戦問題において、国家に関する理論を提示して参戦論に意味付けを与え、また、「ジェンティーレ改革」として後世に名を残すファシズム初期の教育改革を主導したことによって、教育分野においても無視し得ない重要な地位を占めている。本稿は、ジェンティーレの政治思想を、20世紀前半のイタリアにおける国家と教育の問題に焦点を当てて、論ずるものである。彼の国家論はヘーゲル流の「倫理国家」と解されているが、「倫理的実在」とされたその国家観はファシズム台頭期の政治・社会状況の中で、どのような意味をもったのか、また、彼の教育論、とりわけ、国家と国民教育に関する彼の主張は、当時の政治潮流との関係で、どのような役割を担うことになったのか。これらの問題が本稿のテーマであり、その解明の試みである。
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| 言語 |
日本語
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| 資源タイプ | 紀要論文 |
| 出版者 |
島根大学教育学部
Faculty of Education Shimane University
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| 発行日 | 2008-12-25 |
| 出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
| アクセス権 | オープンアクセス |
| 関連情報 |
[NCID]
AA12171265
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| 備考 | 39-41+ / 2006-2007 |