家庭における「食育」の場としてのキッチン

島根大学教育学部紀要 44 巻 105-109 頁 2010-12-24 発行
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ファイル情報(添付)
b0130044012.pdf 1.63 MB エンバーゴ : 2011-04-17
タイトル
家庭における「食育」の場としてのキッチン
タイトル
The Kitchen as a Place of the "Food Education" in a Home
タイトル 読み
カゾク ニオケル ショクイク ノ バトシテ ノ キッチン
著者
川村 加奈子
収録物名
島根大学教育学部紀要
44
開始ページ 105
終了ページ 109
収録物識別子
ISSN 18808581
内容記述
その他
キッチンを「食育の場」として捉え、キッチンの現状や子どもが取り組んでいるキッチン作業の現状を把握し、子どもが作業に取り組みやすいキッチンについて検討することを目的として調査研究を行った。主な結果は下記の通りである。
(1) 業者においても、家庭においても、キッチンは家族のコミュニケーションの場としてイメージされる傾向にあった。
(2) 子どもがキッチンを利用する際の工夫は、キッチン設備そのものと、キッチン空間におけるものとがあった。
(3) オープンキッチンは「食育」に効果的であると考えられており、キッチンメーカーはキッチンの配置、住宅メーカーは人の生活といったソフト面、工務店・設計事務所は他空間とのつながりやよりハード面に重点を置く傾向にあった。
(4) 食に関する保護者の教育の影響は大きく、子どもの手伝いには保護者の意識が関連していた。
(5) 保護者が「食育」につながる工夫は、大きく、①キッチン設備と空間、②知識技術、③子どものメンタル面に分かれた。
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学教育学部
Faculty of Education Shimane University
発行日 2010-12-24
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AA12171265