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| Title ( jpn ) |
生成AI を活用した中国文化理解支援と生成的学習プロセスの検討 : 「知識受容」から「文化的共創」への転換を目指した授業実践
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| Title Transcription |
セイセイ AI オ カツヨウシタ チュウゴク ブンカ リカイ シエン ト セイセイテキ ガクシュウ プロセス ノ ケントウ : 「 チシキ ジュヨウ 」 カラ 「 ブンカテキ キョウソウ 」 エノ テンカン オ メザシタ ジュギョウ ジッセン
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| Creator | |
| Source Title |
島根大学外国語教育センタージャーナル
Journal of the Center for Foreign Language Education, Shimane University
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| Volume | 21 |
| Start Page | 39 |
| End Page | 52 |
| Journal Identifire |
ISSN 18826148
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| Descriptions |
Abstract
本研究は、日本の大学における初級中国語授業で「七夕」を題材とした文化学習に、生成AI(画像生成AI、動画編集ツール等)を用いたマルチモーダルな創作課題(約3 分の動画制作)を導入し、学習成果および学習経験を整理した教育実践研究である。データは小テスト、質問紙(自由記述を含む)、および学習者作品(動画)を用いた。
実践は通常授業2 回分で実施した。実験群(学部A ~ C、計74 名)は、第1 回に講義と動画制作を行い、第2 回に作品鑑賞後、質問紙と小テストを実施した(第2 回の活動時間は学部により差がある)。対照群(学部D〔人文系〕32 名)は、同一教員が同一題材を講義形式で扱い、討議後に小テストを実施した(制作は行わない)。小テストの有効データは欠席等により実験群72 名、対照群32 名であった。 評価は、両群共通の小テスト(10 点満点)による知識定着と、実験群を対象として実施した質問紙(5 件法)・自由記述・作品分析により行った。小テスト平均点は対照群9.31、実験群7.96 ~ 8.91 であり、制作活動を含む場合でも短期的な知識定着を著しく阻害することなく実施可能であることが示唆された。ただし、測定時点(制作・鑑賞後 vs 講義直後)および時間配分が群で異なること、ならびに一部設問で正答率が高いこと(付録A 参照)から、群間差の解釈は記述的範囲にとどめる必要がある。 質問紙では文化理解(Q5: M=4.38)が高く、授業の魅力度(Q4: M=3.55)・関心喚起(Q3:M=3.53)も概ね肯定的であった。一方、操作難易度(Q7: M=3.18)は一定の技術的負荷を示した。自由記述および作品からは、ベース・プロンプトを手掛かりに試行錯誤しながら表現を再構成し、AI 出力を検証・修正する過程が、新たな学習機会として機能している様子が確認された。 本研究は既存クラスを用いた準実験であり、学部構成の相違、実施順序・時間配分の差異、ならびに情意的指標について対照群データがない点から、因果的効果の断定には限界がある。今後は、両群共通の質問紙、前後・遅延測定、作品評価指標の導入等を組み合わせ、学習成果の射程を検討する。 |
| Subjects |
生成AI
初修中国語
中国文化学習
生成的学習
足場かけ
マルチモーダル
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| Language |
jpn
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| Resource Type | departmental bulletin paper |
| Publisher |
島根大学外国語教育センター
The Center for Foreign Language Education, Shimane University
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| Date of Issued | 2026-03 |
| Publish Type | Version of Record |
| Access Rights | open access |
| Relation |
[NCID]
AA12094594
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