大腿骨骨折術後の超高齢者における生活の変化とその対応

島根大学医学部紀要 Volume 46 Page 45-53 published_at 2024-03
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File
Title
大腿骨骨折術後の超高齢者における生活の変化とその対応
Title
Change in Life of Oldest-Old Adults After Femoral Fracture Surgery and How They Adapted to It
Title Transcription
ダイタイコツ コッセツ ジュツゴ ノ チョウ コウレイシャ ニオケル セイカツ ノ ヘンカ ト ソノ タイオウ
Creator
TAKASUMI Mika
Source Title
島根大学医学部紀要
Bulletin of Shimane University Faculty of Medicine
Volume 46
Start Page 45
End Page 53
Journal Identifire
ISSN 1880084X
Descriptions
本研究の目的は、大腿骨骨折術後の超高齢者における生活の変化と対応を明らかにすることであった。自宅で生活している大腿骨骨折術後の超高齢者9名に半構造化面接を行った。大腿骨骨折術後の超高齢者は【自在に足が上がらず移動に支障が出る】【下肢の曲げ伸ばし動作が困難になる】生活の変化を自覚し、【用心して動く】対応をしていた。また、【立って行う家事動作ができなくなる】ことに対して【立たなくてもできる方法を用いる】や【身体の一部として補助具を扱う】【動くために環境を上手く使う】対応をしていた。そして、超高齢者は【好きなように出かけられなくなる】生活の変化を感じていたが、【周囲の人が気にかけてくれる】という変化も感じていた。そして、自分に【できることをする】という対応の一方で【一線を退く】対応をしていた。超高齢者の生活の変化への対応を理解し自律を妨げない支援がQOLの維持につながると考える。
Subjects
大腿骨骨折術後 ( Other)
超高齢者 ( Other)
生活の変化 ( Other)
対応 ( Other)
Femoral Fracture Surgery ( Other)
Oldest-Old Adults ( Other)
Change in Life ( Other)
Adapt ( Other)
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学医学部
Faculty of Medicine, Shimane University
Date of Issued 2024-03
Rights
島根大学医学部
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Relation
[NCID] AA12049432