小学校外国語科における「書くこと」に関する指導方略のモデル化

島根大学教育臨床総合研究 Volume 20 Page 63-77 published_at 2021-08
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File
Title
小学校外国語科における「書くこと」に関する指導方略のモデル化
Title
The Model of Teaching Strategies of Writing in Elementary School English Language Classes
Title Transcription
ショウガッコウ ガイコクゴカ ニ オケル 「 カク コト 」 ニ カンスル シドウ ホウリャク ノ モデルカ
Creator
KAWAKAMI Marie
Source Title
島根大学教育臨床総合研究
Bulletin on Center for Research on School Education and Counseling, Shimane University
Volume 20
Start Page 63
End Page 77
Journal Identifire
EISSN 2434-4117
Descriptions
2017年の学習指導要領改訂によって小学校3・4年生で外国語活動, 小学校5・6年生で外国語科を学習することになった。外国語科においては, 「読むこと」「書くこと」の領域が加わることになるが, とりわけ「書くこと」に関する指導上の課題が指摘されてきた。本研究では,小学校における外国語の指導経験が豊富な2名の教師を対象としたインタビュー調査を基に,彼らの指導方略をモデル化することを目的とする。分析の結果, 「音声による言語学習」「4技能統合に向けての段階的指導」「必要感をもった『書くこと』の活動」という共通点が見られたが, 対象者の指導方略は, 「スモールステップ」を軸とするものと「学習者中心の共同体」を軸とするものと対照的であった。それらを踏まえ「学習者中心の共同体」に移行するためのモデルを提起した。
Subjects
小学校外国語科
書くこと
指導方略
インタビュー調査
SCAT
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学教育学部附属教育支援センター
Date of Issued 2021-08
Publish Type Version of Record
Access Rights open access