小学生のいる家庭における家族のコミュニケーションと住まい方の関係

島根大学教育学部紀要 Volume 53 Page 57-63 published_at 2020-02-17
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File
Title
小学生のいる家庭における家族のコミュニケーションと住まい方の関係
Title
The relations between family communication and way of dwelling of homes with primary school kids
Title Transcription
ショウガクセイ ノ イル カテイ ニ オケル カゾク ノ コミュニケーション ト スマイ カタ ノ カンケイ
Creator
NAKAHARA Saki
Source Title
島根大学教育学部紀要
Memoirs of the Faculty of Education, Shimane University
Volume 53
Start Page 57
End Page 63
Journal Identifire
ISSN 2433-5355
Descriptions
( 1 )父子間でのコミュニケーションは、母子間でのコミュニケーションに比べて少なかったが、親子のコミュニケーションの満足度に、より影響を与えていた。そのため、父子間のコミュニケーションを増やす工夫が必要であると考えられる。
( 2 )親子の会話の場はリビングが中心であり、よく話す親子ほどリビングでの会話が多いという傾向が認められた。リビングの重要性を理解し、家族のコミュニケーションの場として十分に機能するような工夫が必要であると言える。
( 3 )親子の積極的なかかわりが求められている。このことを踏まえた上で、コミュニケーションのかたちに合わせた住まいの工夫の導入がより効果的であると考えられる。
( 4 )親子のコミュニケーションを重視した住まいの工夫は、導入している場合はその工夫に対する評価が高い傾向が見られ、実際に導入することによってその良さを実感されているということだと考えられる。このことから、親子のコミュニケーションを重視した住まいの工夫やその効果をさらに広く紹介していくことが必要であると言える。また、各々の工夫がどのような家族に適しているのか、詳細に検討していくことが課題であると考える。
Subjects
家族のコミュニケーション ( Other)
住まい方 ( Other)
住まいの工夫 ( Other)
リビング ( Other)
親子の会話 ( Other)
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学教育学部
Date of Issued 2020-02-17
Publish Type Version of Record
Access Rights open access