自分の行動を他者が決定することに対する判断の発達的検討

社会文化論集 Volume 14 Page 45-58 published_at 2018-03-20
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File
Title
自分の行動を他者が決定することに対する判断の発達的検討
Title
How children and adolescents think about grou自分の行動を他者が決定することに対する判断の発達的検討p-decision and teacher-decision on their own behaviors?
Title Transcription
ジブン ノ コウドウ ヲ タシャ ガ ケッテイ スルコトニタイスル ハンダン ノ ハッタツ テキ ケントウ
Creator
Masuda Saki
Source Title
社会文化論集
Memoirs of Faculty of Law and Literature, Shimane University
Volume 14
Start Page 45
End Page 58
Journal Identifire
ISSN 18802184
Descriptions
本研究は、社会的領域理論に基づき、道徳領域、慣習領域、個人領域、それに自己管理領域、集団領域の行動を加え、これら5 つの領域の行動に対して、クラスや先生といった他者が決定することの正当性、決定への従属義務、決定に従属するか、決定がない場合にその通りに行動する必要があるかについて、小学3 年生、5 年生、中学2 年生、大学生がどのように考えるのかを検討した。小学3 年生から個人領域の行動を他者が決定することは道徳領域の行動を他者が決定することよりも認めないこと、自己管理領域の行動については中学2 年生になって個人領域の行動と同様に他者決定を認めなくなることが明らかになった。また、小学3 年生は全体的に他者の決定を認める傾向が高いが、5 年生は何事に関しても他者の決定を認めない傾向が強く、中学2 年生になってやや柔軟に他者による決定を領域によって受け入れるようになることが明らかになった。
Subjects
社会的領域理論 ( Other)
小中学生 ( Other)
道徳領域 ( Other)
慣習領域 ( Other)
個人領域 ( Other)
他者決定 ( Other)
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学法文学部紀要社会文化学科
Socio-cultural Studies, Faculty of Law & Literature
Date of Issued 2018-03-20
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Relation
[NCID] AA12006101