就労している成人期男性胃がん術後患者の食事摂取に関する困難と対処

島根大学医学部紀要 Volume 39 Page 15-21 published_at 2017-03-31
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File
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Title
就労している成人期男性胃がん術後患者の食事摂取に関する困難と対処
Title
Difficulties and Coping Behavior of Food Intake in Working Male Adult Patients After Operation for Gastric Cancer
Title Transcription
シュウロウシテイル セイジンキダンセイ イガンジツゴカンジャ ノ ショクジセッシュ ニ カンスル コンナン ト タイショ
Creator
Omori Masumi
Source Title
島根大学医学部紀要
Bulletin of Shimane University Faculty of Medicine
Volume 39
Start Page 15
End Page 21
Journal Identifire
ISSN 1880084X
Descriptions
本研究の目的は、就労している成人期男性胃がん術後患者の食事摂取に関する困難と対処を明らかにすることである。研究方法は,就労している成人期男性胃がん術後患者6名に半構成的面接を実施し、質的帰納的に分析した。その結果、食事摂取に関する困難は【常に思うように食べることができない】【思うように体力の回復を実感できない】【元のように社会参加ができない】が抽出された。対処は【新しい胃での食事摂取方法を模索し続ける】【回復を期待しながらも新しい胃を受け入れる】【元の社会生活を希求して体調や食事を調整する】が抽出された。患者は胃切除後症候群を和らげるために自分に合った食べ方や暮らし方で対処をしても、元のように食事摂取できないことに困難を抱えていた。看護師は患者の社会的役割などをふまえ、セルフマネジメントできるよう多職種が連携することの必要性が示唆された。
Subjects
手術 ( Other)
就労している成人期男性胃がん患者 ( Other)
食事摂取の困難と対処 ( Other)
operation ( Other)
working male adult patients with gastric cancer ( Other)
difficulties and coping behavior of food ( Other)
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学医学部
Faculty of Medicine, Shimane University
Date of Issued 2017-03-31
Rights
島根大学医学部
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Relation
[NCID] AA12049432