東京都心3区におけるオフィスビルの取壊と建替の動向

不動産研究 Volume 54 Issue 2 Page 45-53 published_at 2012-04
アクセス数 : 1026
ダウンロード数 : 1413

今月のアクセス数 : 0
今月のダウンロード数 : 0
File
qjrealestateres54_2_45.pdf 6.01 MB エンバーゴ : 2016-06-09
Title
東京都心3区におけるオフィスビルの取壊と建替の動向
Title
The trends of destruction and rebuilding of office buildings in Tokyo core three wards
Title Transcription
トウキョウ トシン 3ク ニ オケル オフィスビル ノ トリコワシ ト タテカエ ノ ドウコウ
Creator
手島 健治
Source Title
不動産研究
Volume 54
Issue 2
Start Page 45
End Page 53
Journal Identifire
ISSN 05327776
Descriptions
本稿は、オフィスビルの取壊とその後の建替動向の特徴を、東京都心3区を事例に検討したものである。オフィスビルの取壊は、オフィスビルの大量供給が話題となった2003年頃から増加し始めたが、取壊データの制約によりその分析事例は少ない。そこで本稿では、全国オフィスビル調査のデータを基に東京都心3区における5,000㎡以上のオフィスビルの取壊と建替を捉えるとともに、より詳細な状況を把握するため日本橋堀留町におけるすべての取壊ビルの建替動向を分析した。検討の結果、取壊ビルの大部分は建築年が1970年代以前となっており、1981年に導入された耐震基準が取壊に大きな影響を与えていること、また取壊後の建替ビルの多くはオフィスとして再建されているものの、交通利便性に劣る立地や規模の小さなビルでは共同住宅に用途転換されるビルも多いことが明らかになった。
Subjects
全国オフィスビル調査 ( Other)
東京都心3区 ( Other)
取壊 ( Other)
建替 ( Other)
耐震基準 ( Other)
共同住宅 ( Other)
Language
jpn
Resource Type journal article
Publisher
日本不動産研究所
Date of Issued 2012-04
Rights
日本不動産研究所
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Relation
[NCID] AN10450816