斐川村における村方地主の系譜 : 江戸時代における勝部家の場合 (斐川村調査特輯)

島根大学論集. 社会科学 4 巻 101-110 頁 1958-02-28 発行
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ファイル情報(添付)
a005004h009.pdf 1.42 MB エンバーゴ : 2001-10-07
タイトル
斐川村における村方地主の系譜 : 江戸時代における勝部家の場合 (斐川村調査特輯)
タイトル
Genealogy of Murakata-Jinush in Hikawa Village (The Special Issue of Survey on Hikawa Village)
タイトル 読み
ヒカワムラ ニ オケル ムラカタ ジヌシ ノ ケイフ エドジダイ ニ オケル カツベケ ノ バアイ ヒカワムラ チョウサ トクシュウ
著者
岩成 博
収録物名
島根大学論集. 社会科学
4
開始ページ 101
終了ページ 110
収録物識別子
ISSN 04886534
内容記述
その他
これはわれわれ同志による島根県簸川郡斐川村共同調査の中間報告の一部である。調査の対象地斐川村は、斐伊川の下流域に位し、江戸時代には出雲郡三十ケ村を包含する広汎な地域である。ここではわれわれの課題たる村落構造の性格を規定する歴史的条件を考察したいと思うが、その場合先ず問題の中核にすえられなげれぱならないのは、近世初頭以来中原村に居をかまえつつ、江戸前期を通じてこの地方一帯に優越的地位を占めていた土豪的地主勝部氏の村落支配の性格、及びその一族の豪農層への成長過程の問題にあると思われる。ただ惜しむらくは、これらの問題の解明に必要とする資料は、諸種の事情により殆んど全部といつてよい程に散失しているので、僅かに残存する若干の資料を手がかりに、小稿では勝部氏とその分家筋に当る「坂田」勝部氏の系譜を辿りつつ、村落内部における地位の推移を概観することとする。勿論、この報告は前記問題解明への単なる覚書にすぎないことを予めお断りしておく。
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学
Shimane University
発行日 1958-02-28
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 アクセス制限あり
関連情報
[NCID] AN00108161