給フルと侍リ

島根大学論集. 人文科学 Volume 2 Page 47-61 published_at 1952-05-20
アクセス数 : 1220
ダウンロード数 : 0

今月のアクセス数 : 51
今月のダウンロード数 : 0
File
a006002h004.pdf 2.08 MB エンバーゴ : 2001-10-08
Title
給フルと侍リ
Title Transcription
タマウル ト ハベリ
Creator
[Otsubo Heiji]
Source Title
島根大学論集. 人文科学
Volume 2
Start Page 47
End Page 61
Journal Identifire
ISSN 04886518
Descriptions
敬語は國語研究の迷路である(國語學原論)。平安朝散文學に用ゐられた敬語についても、多くの勝れた研究が発表されながら、依然として不明な点や未解決の問題を残してゐる。本稿は、前稿「下二段活用給フルの用法――特に語の接続から見た場合――」(島根大學論集・人文科學第一號)に引き続き、給フルの意義を考察し併せて侍リの用法に及んだものであるが、これまたいはゆる迷路をさ迷つて彼岸に達せず、わづかに拾ひ得た落穂の記録に過ぎないであらう。取扱った資料は物語・説話・日記・随筆の全部に亙ったが、中心をなすものは源氏物語である。
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学
Shimane University
Date of Issued 1952-05-20
Access Rights restricted access
Relation
[NCID] AN00108183