英語の時間指示について : 「指示時間」は本当に必要か

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File
a003001102h003.pdf 2.51 MB エンバーゴ : 2001-10-07
Title
英語の時間指示について : 「指示時間」は本当に必要か
Title
On Temporal Reference in English
Title Transcription
エイゴ ノ ジカン シジ ニ ツイテ シジ ジカン ワ ホントウ ニ ヒツヨウカ
Creator
Source Title
島根大学法文学部紀要文学科編
Memoirs of the Faculty of Law and Literature
Volume 11
Issue 2
Start Page 39
End Page 69
Journal Identifire
ISSN 03886859
Descriptions
全ての文にはある特定の時間が含まれ,ある特定の仕方で表わされていると考えられる。文で表わされる時間の研究の先駆けとなったものは何と言ってもReichenbach(1947)であろう。彼は全ての(時制)文には発話時間,出来事時間,指示時間という3つの時間概念が含まれていると仮定し,それらの時間的関係によって文で表わされる時間が決定されると考えた。そのなかでもとりわけ独創的且つ魅力的なのが指示時間という概念であるが,それは同時に幾つもの対立する解釈を生み興味深い議論を引き起こしてきた。この論文では指示時問がReichenbach(1947)の登場以来どのように取り扱われてきたかを概観し、そこに見られる問題点を考察する。さらに文で表わされる時間の分析に指示時間という概念が本当に必要であるのかを議論し,この時間概念を用いない文の時間分析を提案する。
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学法文学部
Shimane University, Faculty of Law and Literature
Date of Issued 1988-12-25
Publish Type Version of Record
Access Rights restricted access
Relation
[NCID] AN00108081
Remark 法文学部開設10周年記念(The 10th Anniversary Issue of the Faculty of Law and Literature)