剣道における「突き」動作の分析

島根大学教育学部紀要. 教育科学 Volume 21 Page 31-37 published_at 1987-12-25
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File
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Title
剣道における「突き」動作の分析
Title
A Study on Tsuki Motion in Kendo
Title Transcription
ケンドウ ニ オケル ツキ ドウサ ノ ブンセキ
Creator
Source Title
島根大学教育学部紀要. 教育科学
Memoirs of the Faculty of Education, Shimane University. Educational science
Volume 21
Start Page 31
End Page 37
Journal Identifire
ISSN 0287251X
Descriptions
Abstract
 剣道の打撃動作に関する研究は,中野,中野・坪井,坪井,百鬼ら,中針らの打撃動作の分析等数多く行なわれている。しかし,これらは,ほとんどが面,小手及び胴打撃に関するものであり,もう一つの打突部位である「突き」の動作に関する研究は,今井らの突の圧力に関する研究以外みられない。
 「突き」は中学生以下では禁止されているように,ややもすると危険な技になりかねない。また,試合における決まり技をみても,出現頻度は極めて低く,非常に難しい技とされている。しかし,逆にこの技を十分に習得して常に試合及び稽古場面で用いることができれば,攻撃の幅がより広がるものと考えられる。
 そこで本研究では,「諸手突き」と「片手突き」について,動作解析コンピュータシステムにより動作分析を行ない,同時に動作中の筋電図を記録し,熟練者と未熟練者の熟練度による相違を検討することにより,「突き」動作を理解することを目的とした。
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学教育学部
The Faculty of Education Shimane University
Date of Issued 1987-12-25
Access Rights open access
Relation
[NCID] AN0010792X