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山陰研究 Volume 11
published_at 2018-12-31
『鹿島重好歌集』について
Study Notes“ Kashima Shigeyoshi-kasyu”
WATANABE Ken
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『鹿島重好歌集』について
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Descriptions
江戸時代の米子の豪商・鹿島家は、幕末に多くの歌人を輩出したが、鹿島重好はその中でも特に優れた歌人である。重好の歌集の存在は今まで知られていなかったが、最近になって、米子市立図書館に『鹿島重好歌集』が所蔵されていることが明らかになった。この歌集はあとがきによれば、昭和四八年に重好の曾孫・服部喜久恵が重好自筆本を写したものとあり、書写の時期は新しいが、内容を確認したところ、おそらく原本を直接写したものと見られる。また、歌集所収歌を当時の類題和歌集等に入集した重好の歌と比較・検討した結果、その原本は重好の自撰歌集であった可能性が高いと考えられる。
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