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島根大学論集. 教育学関係 6 巻
1956-02-21 発行
Picture‐Frustration Studyに関する研究(1) : 予備実験的研究
On Picture-Frustration Study(No. 1)
上田 順一
本文ファイル
b0100006k008.pdf
( 2.37 MB )
内容記述
Persona1ityの診断に当つて,Rorschach,T・A・T,S・C・Tなどの所謂Projective techniquesが有効な役割を演ずることは,それらの取扱上の困難性にもかかわらす強調されてきており,すでに日本版もいつか公表されるに至つている。我々が取上げたのは,やはりProjective techniquesの一種とみられるS、Rosezweigの創案にかかるPIcture-Frustrat1on Study(児童用)である。この研究はこのテストに関する極めて基礎的・予備的な研究をなしているに過ぎないが,第一段階として次のような問題の解決を直接の目的とした。
(1)24枚に亘る各図版によつて反応語の上に特徴がみられるかどうか。
これは図版の構成及び図版の枚数と関係があると考えられるからである。
(2)年令,性別によつて如何なる差異が認められるか。
これは発達の段階によつてどれだけの差異があるかを知り,叉RosenzweigのいうG・C・R(Group Comformity Raiting)を目本向けに作製することになると考えられるからである。
(1)24枚に亘る各図版によつて反応語の上に特徴がみられるかどうか。
これは図版の構成及び図版の枚数と関係があると考えられるからである。
(2)年令,性別によつて如何なる差異が認められるか。
これは発達の段階によつてどれだけの差異があるかを知り,叉RosenzweigのいうG・C・R(Group Comformity Raiting)を目本向けに作製することになると考えられるからである。
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