タイトルヨミ | イーヴリン ウォー ニ オケル コッケイ ト フウシ
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日本語以外のタイトル | Absurdity and Satire in Evelyn Waugh
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ファイル | |
言語 |
日本語
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著者 |
鈴木 繁一
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内容記述(抄録等) | この小論では,イーヴリン・ウォーの作品論の予備段階として,作品を個別に論じる際にはよくとらえ難い問題を,二つ展望する。それらは,作品の特質とテーマについてのものである。これらを十分に展開するとすれば作品論が先だたねばならないが,一つでも作品を論じようとする時,すでに多くの作品と資料に接し,基本的な作家観をもつようになる。これから展望する二つの問題は,私がウォーの作品を個別に論じる時,特に注意を払いたいと考えていることなので,今後の論述の便利のために、あらかじめそれらを見ておきたいのである。作品の真実の姿を見極めようとする時,作品の幸せな美質や公言されたテーマだけを見るのでは不十分である。以下においては,ウォーの作品のある特質とテーマについて,それらが重要であるだけに,厳しく見ることになるであろう。
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掲載誌名 |
島根大学文理学部紀要. 文学科編
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巻 | 9
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開始ページ | (145
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終了ページ | 163)
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発行日 | 1975-12-27
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NCID | AN00108037
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出版者 | 島根大学文理学部
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出版者別表記 | Shimane University, Faculty of Literature and Science
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資料タイプ |
紀要論文
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部局 |
法文学部
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他の一覧 |