タイトルヨミ | エイゴ ノ ジカン シジ ニ ツイテ シジ ジカン ワ ホントウ ニ ヒツヨウカ
|
日本語以外のタイトル | On Temporal Reference in English
|
ファイル | |
言語 |
日本語
|
著者 | |
内容記述(抄録等) | 全ての文にはある特定の時間が含まれ,ある特定の仕方で表わされていると考えられる。文で表わされる時間の研究の先駆けとなったものは何と言ってもReichenbach(1947)であろう。彼は全ての(時制)文には発話時間,出来事時間,指示時間という3つの時間概念が含まれていると仮定し,それらの時間的関係によって文で表わされる時間が決定されると考えた。そのなかでもとりわけ独創的且つ魅力的なのが指示時間という概念であるが,それは同時に幾つもの対立する解釈を生み興味深い議論を引き起こしてきた。この論文では指示時問がReichenbach(1947)の登場以来どのように取り扱われてきたかを概観し、そこに見られる問題点を考察する。さらに文で表わされる時間の分析に指示時間という概念が本当に必要であるのかを議論し,この時間概念を用いない文の時間分析を提案する。
|
掲載誌名 |
島根大学法文学部紀要文学科編
|
巻 | 11
|
号 | 2
|
開始ページ | 39
|
終了ページ | 69
|
ISSN | 03886859
|
発行日 | 1988-12-25
|
NCID | AN00108081
|
出版者 | 島根大学法文学部
|
出版者別表記 | Shimane University, Faculty of Law and Literature
|
資料タイプ |
紀要論文
|
ファイル形式 |
PDF
|
著者版/出版社版 |
出版社版
|
業績ID | e18265
|
部局 |
法文学部
|
備考 | 法文学部開設10周年記念(The 10th Anniversary Issue of the Faculty of Law and Literature)
|
他の一覧 |