タイトルヨミ | ドイツ ニ オケル カゾク カイゴ ノ シャカイテキ ヒョウカ
|
日本語以外のタイトル | The social evaluation of family care in Germany
|
ファイル | |
言語 |
日本語
|
属性 |
論説
|
著者 | |
内容記述(抄録等) | 日本の介護保険法制定に大きな影響を与えた、ドイツにおける家族介護の社会的評価について検討することで、日本における社会保険として制度化された介護保険において、家族による介護への給付(社会的評価)はどのように根拠づけられるかについて考察することが、本稿の目的である。ドイツでは、家族介護を介護保険の中心に捉えて、それを支援するものとして社会的サービスを捉えている。また、家族や友人、ボランティア等の介護労働を有償労働及び社会保障と結びつけることによって、社会的に評価しようとするものであることが明らかになった。日本においても、家族による介護を社会的に評価することにより、要介護者本人にとってできるだけサービスの選択の幅を拡げ、家族の介護の意欲を損ないにくくすることは、在宅重視という介護保険の理念を達成し、ひいては、制度の持続可能性に貢献できることが期待される。
|
主題 | ドイツ
家族介護
社会的評価
|
掲載誌名 |
経済科学論集
|
巻 | 42
|
開始ページ | 1
|
終了ページ | 21
|
ISSN | 03877310
|
発行日 | 2016-03-22
|
NCID | AN00069886
|
DOI(SelfDOI) | |
出版者 | 島根大学法文学部
|
資料タイプ |
紀要論文
|
ファイル形式 |
PDF
|
著者版/出版社版 |
出版社版
|
業績ID | e31387
|
部局 |
法文学部
|
他の一覧 |