著者 |
細野 誠之
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内容記述(抄録等) | 最近日本では食肉特に牛肉と豚肉の需要が増加してきたが,その消費階層は主に都会生活者であって,国民の40%を占める農家の消費量は食肉全体についてみても極めて少ない。
牛肉に対する需要の少ない現在では,牛は役牛であって肉牛専門の飼養は発達せず,牛肉は老廃牛または老廃牛の肥育牛から生産されたいわば副産物であるということができよう。 そこで牛肉の需給構造及び流通組織については問題は極めて多いが,私は特に最近の日本の牛肉の需給構造を中心として統計的考察を行ないたいと思う。 |
掲載誌情報 |
島根農科大学研究報告
9
, (A-3)60-66
, 1961-03-31
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出版者 | 島根農科大学
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