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タイトルヨミ
スタンダール ニ オケル ヒユ ヒョウゲン
日本語以外のタイトル
Sur les expressions figurees chez Stendhal
ファイル
a003001402h004.pdf 2.35 MB ( 限定公開 )
言語
日本語
著者
島本 孝治
内容記述(抄録等)
ある事柄をうまく言い表わせないとき,また,よりよく表現したいとき,あるいはしばしば意識などせずに,われわれは譬喩を用いる。言語はあくまで他者に属するものであり,われわれのいだく想念をすべて表出してはくれない。作家も,レベルこそ違え,観念の表出にあたってそれを意識し続ける。そして,文学作品は,譬喩によって新しい世界が開かれる場に立ち会う可能性を与えてくれる。またプルーストは夢「文体に一種の永遠性を与えるのは陰喩のみであろうと私は考える」とすら言う。譬喩は一つの意識的な表現方法となる。
 スタンダールの譬喩をめぐる以下の考察は,けっしてスタンダールの「内側」から生じたものではない。上に述べたような考えをもって,スタンダールの文章表現を調べなおしたものである。その目的は,「スタンダールはどのように書こうとしているか」を探ろうという,当面のわれわれの研究課題について,一つのレポートを提出するためである。
掲載誌名
島根大学法文学部紀要文学科編
14
2
開始ページ
67
終了ページ
90
ISSN
03886859
発行日
1990-12-25
NCID
AN00108081
出版者
島根大学法文学部
出版者別表記
Shimane University, Faculty of Law and Literature
資料タイプ
紀要論文
ファイル形式
PDF
著者版/出版社版
出版社版
部局
法文学部
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