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公開日 : 2014-10-14
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著者
勝部 翔太郎
園山 裕之
西山 桂
内容記述(抄録等)
平成20年度学習指導要領解説理科編においては, 「電極に物質が生成することからイオンの存在を知ること」と定められている。そこで, 肉眼で直接観察することが不可能なイオンの存在を生徒に理解させるにためは, 水溶液中で実際にイオンが「動いていく様子」と関連づけて指導することが有益であると考えた。よって本研究では, 電気泳動教材を学習に組み込むことで, イオンの存在をより明確に理解できるか授業実践を行うとともに, それに必要な電気泳動教材の最適化も行った。その結果, 電気泳動教材を使用することによってイオンの移動現象が明確に演示できた。一方生徒にとっては, 電場印加に伴うイオンの移動理由を正確に考察する端緒となった。
主題
化学変化とイオン
電気泳動
カラギナンゲル
イオン移動度
塩化銅(II)水溶液
chemical changes and ion
electrophoresis
carrageenan gel
ion mobility
aqueous solution of copper (II) chloride
掲載誌情報
島根大学教育臨床総合研究 13 , 111 - 123 , 2014-10
出版者
島根大学教育学部附属教育臨床総合研究センター
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