著者 |
河野 美江
島根大学保健管理センター
小海 志津子
松江生協病院
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内容記述(抄録等) | 近年本邦において,子宮頸癌発症が若年化している。厚生労働省は2004年に20歳以上の女性に子宮がん検診を行うよう指針を出したが,20代女性の受診率は約20%と極めて低い。今回,大学1年生における子宮がんに関する知識や希望を知るために,アンケート調査を行った。対象はA大学1年生274名で,子宮がんについて「名前も病気も知っている」と答えた学生は12.8%と少なく,子宮がんに関する教育が不十分な現状が明らかになった。がん検診に希望する条件は,「プライバシーの守られた医療機関で,ゆっくり説明してもらえる」「料金が無料,安い」「検診の精度が信頼できる」の3項目を選んだ学生が半数以上あった。以上の結果より,高校生以上の女性に対して子宮がんについて教育することが急務であると考えられた。医療機関においては,若い女性が子宮がん検診を受診しやすく,ゆっくり説明を聞くことができる体制を構築することの必要性が示唆された。
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主題 | 大学1年生
子宮がん検診
HPV
アンケート調査
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掲載誌情報 |
島根医学
29
( 4
), 202
- 205
, 2009-12
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出版者 | 島根県医師会
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権利関係 | 島根県医師会
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