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言語
日本語
タイトルヨミ
キハク ユウヨウ イッカ イオン ブンリ カイシュウ ノ タメノ ムキ イオン コウカンタイ ノ カイハツ
日本語以外のタイトル
Development of Inorganic Ion Exchangers for Separation and Recovering of Valuable and Dilute Monovalent Ions
著者
鈴木 喬 山梨大学工学部化学生物工学科
阪根 英人 山梨大学工学部化学生物工学科
内容記述(抄録等)
元来層間にK+を含んでいるTaenioliteを元にしていることから, アルカリ金属イオンに対してイオン記憶能があることが期待されるNa+形TaenioHteのイオン交換特性について検討を行った. NaTはK+に対して非常に高いイオン交換反応選択性を示し, イオン記憶効果を持つことが明らかになった. Ca2+やMg2+に対しては単独のときには高い選択性を示したが, K+が共存するときにはこれらのイオンに対して選択性はなく, 実海水による試験でも共存イオンによるK+の選択性への影響はほとんどなかった. 以上のことからNaTはカリウムイオン分離剤として有用であると期待される.
K+と化学的な性質がよく似ているNH4+に対するNaTのイオン交換特性についても検討を行った. その結果, NH4+とK+との間には選択性の差はなく, 同様に取り込むことがわかった.
掲載誌名
日本海水学会誌
50
6
開始ページ
426
終了ページ
433
ISSN
0369-4550
ISSN(Online)
2185-9213
発行日
1996
DOI
出版者
日本海水学会
出版者ヨミ
ニホン カイスイ ガッカイ
資料タイプ
学術雑誌論文
部局
生物資源科学部
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