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タイトルヨミ
ジュウタク クウカン ニオケル ソフィア ノ シヨウ ジッタイ
日本語以外のタイトル
Actual Use of Sofas in Living rooms
ファイル
言語
日本語
著者
宮崎 有佳
内容記述(抄録等)
 居間へのソファの導入状況や、ソファを使った生活行為について明らかにすることによって、ソファの適切な導入方法について検討することを目的として研究を行った。その結果、下記のことが明らかになった。
(1) 調査対象の約7割の世帯で、ソファが導入されていた。居間が広い程、ソファの数や設置形態が多様化する傾向にあった。
(2) 居間で行われているほとんどの生活行為で、ソファ導入世帯の方が行っている割合が高くなっていた。ソファに直接関連していない生活行為の割合も導入世帯の方が高かった。また、ソファ導入世帯の約3割がソファの導入によって家族が居間に集まる時間が多くなったと答えていた。以上のことから、ソファの導入は家族を居間に呼び寄せる効果があると考えられる。
(3) ソファの評価が高い程家族が居間に集まる時間が多くなる傾向にあることから、その家庭により適したソファを選択することが家族を居間に呼び寄せる効果を高めることにつながると考えられる。
(4) ソファ非導入世帯の方が多い生活行為は、軽い運動等、広いスペースを必要とするものであった。
(5) ソファの導入にあたっては、居間の広さを最低8畳以上、できれば10畳以上確保することが望ましいと考えられる。
(6) 一方、ソファ導入世帯の約半数が導入による不都合を感じていた。その不都合の内容から、ソファ導入の際には、居間が狭い場合は、動きやすさをより検討すること、居間が広い場合は、生活スタイル等からソファが有効に使われるかどうかを検討することが必要であると考えられる。
(7) 現在、ソファのデザインや用途は非常に多様化している。導入にあたっては各家庭の生活スタイル等を配慮することが必要である。場合によっては、アドバイザーからの適切なアドバイスを受けて選択することが望ましい。
主題
ソファ
住宅居間
使用実態
調査
生活行為
掲載誌名
島根大学教育学部紀要
47
開始ページ
89
終了ページ
93
ISSN
18808581
発行日
2013-12-25
NCID
AA12171265
出版者
島根大学教育学部
資料タイプ
紀要論文
ファイル形式
PDF
著者版/出版社版
出版社版
業績ID
e18603
部局
教育学部
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