島根大学社会福祉論集

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島根大学社会福祉論集 8
2022-03-20 発行

入口支援の現状と課題 : 窃盗をくり返すギャンブル依存症者の支援から

Current situation and issues of entrance support
足立 孝子 島根大学人間科学部福祉社会教室
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内容記述(抄録等)
「入口支援」は、多様で複雑な対人援助ニーズをもつ犯罪行為者に対して、被疑者・被告人の段階、いわば刑務所の「入口」の段階で刑事司法から福祉につなげるという試みである。本研究の目的は、窃盗をくり返すギャンブル依存症者の支援という実践を通して、入口支援の現状と課題を明らかにしようとするものである。まず、司法と福祉はどのように連携をしていくべきなのか。そして、刑事司法という分野のなかで、福祉の専門職であるソーシャルワーカーはどうあるべきか。福祉の視点から考えていく。
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