はじめに
(一)歌唱音楽教育の通則の設定 旋法音階の調べ(ハルモニアー) 楽器の選定 リズム
(二)ムゥサの芸術の範囲の拡張 『国家』の基本原則「自分自身のことを行なう」ために
(三)美なるもの(=「美」)への愛に極まるムゥサの芸術 原形およぴ身体(行為)に現れる似像の感得
(四)体育と生活習慣に関する通則の設定:単純簡素な生活
(五)贅沢な国家にはびこる医者と裁判官に依存することは自由独立精神を阻害させる
(六)病弱に対する過度の気遣いは徳を修めることを妨げる
(七)すぐれた医者との対比におけるすぐれた裁判官の心魂のあり方および両者の協議事項
(八)ムゥサの芸術と体育の調和の取れた組み合わせによる節度と気概、および哲学的愛知探求心の育成
おわりに