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島根大学社会福祉論集 Volume 10
published_at 2026-03-31
AOPは規範的でない声を包摂できるか?
Can Anti‑Oppressive Practice (AOP) Include Non‑Normative Voices?
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島根大学社会福祉論集_10_p81-93.pdf
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本研究ではAOP 実践において、規範的でない声、とりわけクライエントがワーカーの介入を拒否する声は、AOP においていかに包摂され、どのような手続きを経て社会変革へと接続されうるかを検討した。ソーシャルワークもAOP も、ともに強い規範性を持つ近代主義思想と、規範的基盤を持たないポストモダニズムのどちらにも依拠している。そのため、クライエントの声の尊重とワーカーによるクライエントの声の再構築の双方が要請される一方で、ワーカーによる介入回避は当事者を自己責任へ追い込む危険をはらむ。本研究は、クライエントの規範的でない声を「意思形成の途中」と捉え、クライエントがなりたい自己の姿を想像するプロセスを踏むことで、規範的でない声を社会変革に接続する第3の道を提示する。
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