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島根大学社会福祉論集 Volume 10
published_at 2026-03-31
国際ソーシャルワークの新概念を活用する手法
Promoting Dialogue Using the New Concept of International Social Work
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島根大学社会福祉論集_10_p55-67.pdf
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Descriptions
本稿は、拙共編著『国際ソーシャルワーク―新たな概念構築』(旬報社)の中で新しく構築された国際ソーシャルワークの概念を多様な対話の場に積極的に用いる手法について探索的に開発することを目的とした。はじめに、分析枠組みとして、社会的表象理論の視点を援用しながら、間主観的で対人間のミクロレベルから集合的なレベルの軸と、内省的から外在的までの軸の二軸で整理を行った。そして、国際ソーシャルワークの新たな概念を「トーチ」(松明あるいは聖火)、省察的な対話の作用を「鏡」とするメタファーを提案したうえで、筆者が他の研究者や実践家と対話した経験等を踏まえて、二つの手法を示した。第一に、「鏡に映して語る」こととして、実践家間の対話における活用法を例示した。第二に、「トーチを語る」こととして、国際ソーシャルワークに関する学術的な議論での活用法を示した。そして、それぞれの特徴や利点、適用可能性について論じた。それらの手法に対する詳細の検証は今後なされる必要があり、本稿は試論の域を出ていないが、新たな国際ソーシャルワークの概念の活用可能性を具体的に示すことに意義がある。
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