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島根大学大学院教育学研究科「現職短期1年コース」課題研究成果論集 Volume 5
published_at 2014-03-25
地域の音楽としての童謡の教材化と授業実践 : 島根県石見地方の詩人・佐々木寿信の詩による童謡に着目して
Development of teaching materials and teaching practices based on regional children's songs : with a focus on children's songs by the poet Toshinobu Sasaki from Iwami, Shimane prefecture
Nagata Seiko
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b014005009.pdf
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Descriptions
本研究は,島根県大田市出身・在住の童謡詩人である佐々木寿信について,その人物像と創作活動の全体像を明らかにするとともに,佐々木の詩による童謡を「地域の音楽」としてとらえ,音楽科における地域独自の歌唱教材の開発を試みたものである。
佐々木は統合失調症と向きあいながら,25歳の頃から本格的に童謡詩を書きはじめ,新聞や雑誌に投稿し,コンクールにも応募するようになった。その後,次第に童謡詩人として認められるようになり,広く全国に知られる存在となっていった。「三木露風賞新しい童謡コンクール」では2度の最優秀賞受賞をはじめ,入賞を重ねている。
本稿では,佐々木の童謡詩人としての活動歴や作品一覧をまとめたうえで,小学校において佐々木の童謡を教材とした授業実践を行い,地域の音楽としての童謡という視点から,授業のモデルプランを提示した。
佐々木は統合失調症と向きあいながら,25歳の頃から本格的に童謡詩を書きはじめ,新聞や雑誌に投稿し,コンクールにも応募するようになった。その後,次第に童謡詩人として認められるようになり,広く全国に知られる存在となっていった。「三木露風賞新しい童謡コンクール」では2度の最優秀賞受賞をはじめ,入賞を重ねている。
本稿では,佐々木の童謡詩人としての活動歴や作品一覧をまとめたうえで,小学校において佐々木の童謡を教材とした授業実践を行い,地域の音楽としての童謡という視点から,授業のモデルプランを提示した。
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