タイトルヨミ
シユウリン ニオケル イリアイ ホウボク ノ ケンキュウ シマネケン ニタグン ヒカミチョウ トリカミチク ノ バアイ
タイトル別表記
A Study of Common Pasturing in Private Forest
ファイル
言語
日本語
著者
斎藤 政夫
奥井 智
内容記述(抄録等)
 前の報告で詳述したように,中国地方は,全国のうちでも顕著な和牛生産地帯である。その中国山脈筋一帯や若干の離島では,特に和牛生産地集落率の高いことも指摘した。これらの和牛生産地域では,旧慣による和牛の入会放牧生産が多数みられ,そこでは,多くの場合,名義上はともかく,実質的には部落有牧野のことが多い。
 しかし,この報告では,私有林野における共同入会放牧の一例を,島根県仁多郡斐上町鳥上地区の,特に山郡部落について,その実態を究明し,同時にその問題点を指摘しようとするものである。
 それは,この辺一帯が,良質多産な島根和牛の,(特に,その中でも「仁多牛」として有名な)生産地であり,私有林入会放牧の典型的なケースとして,十分,研究調査に値するものと思われたからである。
 この調査報告にあたっては,東京大学社会科学研究所助教授 渡辺洋三氏らの牧野研究会(法社会班)による共同調査にも参加して,特に同氏の指導と貴重な数々の御教示とを得て完遂されたものである。
 また,この牧野研究会の法社会班(代表者,東京大学法学部教授川島武宣氏)の御教示によるところもすこぶる多いのである。ここに,これら御指導をいただいたかたがたに深謝の意を表する次第である。
 また,途中に掲載する写真や若干の数表は,昭和29年の最初に共同調査をした元島根農科大学助手 松本久志,それから,現在,出雲農林高校教諭 松尾幸雄,横田高校教諭 波多野和夫の3氏の協力によるのである。 さらに,この調査には,鳥上地区の前村長 児玉儀一郎氏,故荒川善一郎氏,その他役場の各位,特に永井亀一氏,山郡部落の高橋嘉吉氏,広原忠造氏には別して御世話になった。
 この報告は,これら多くの人々の誠意あふれる御協力の結果である。ここに,あわせて感謝の意をささげたい。
掲載誌名
島根農科大学研究報告
6
開始ページ
(A)200
終了ページ
224
ISSN
05598311
発行日
1958-03-31
NCID
AN00108241
出版者
島根農科大学
出版者別表記
The Shimane Agricultural College
資料タイプ
紀要論文
部局
島根大学
備考
A,Bを含む