ファイル | |
言語 |
日本語
|
タイトルヨミ | オフィス キノウ ノ リッチ ニ カンスル ケンキュウ ノ ドウコウ ト カダイ : ブンサン ト サイシュウチュウ ノ シテン オ チュウシン ニ
|
日本語以外のタイトル | Trends and Issues in Studies on the Location of Office Function :Decentralization to Recentralization
|
属性 |
総説
|
著者 |
菊池 慶之
日本不動産研究所
|
内容記述(抄録等) | 1980年代後半以降,郊外核の成長や情報通信技術の発達により,それまでのオフィス機能の立地が抜本的に変化しつつあると指摘されるようになった.特にガローの示したエッジシティは,従来のオフィス機能の立地に関する研究に,肯定的にも懐疑的にも大きなインパクトを与えた.そこで本稿では,エッジシティが提示された1990年代以降の北アメリカ,西ヨーロッパ,日本の3地域におけるオフィス機能の立地研究を,面的な分散と再集中の視点から整理した上で,オフィス機能の立地に関する研究の地域的な差異と,その背景を検討した.3地域における研究動向の整理の結果,北アメリカのオフィス立地研究ではグローバリゼーションとの関わりによる脱中心化と再中心化が論点になっているのに対して,西ヨーロッパでは都市政策や社会的・経済的な発展段階とオフィス立地との関係が主要な論点となっていることが明らかになった.今後,日本においても分散や再集中がその都市独自の動きなのか,都市システムの再編やグローバリゼーションに基づく広範な傾向なのかを明らかにするために,都市間,地域間での比較を通した実証的研究の蓄積が必要である.
|
主題 | オフィス機能
分散
再集中
エッジシティ
多核的都市地域
|
掲載誌名 |
地理学評論
|
巻 | 83
|
号 | 4
|
開始ページ | 402
|
終了ページ | 417
|
ISSN | 18834388
|
発行日 | 2010
|
DOI | |
NCID | AA11591990
|
出版者 | 日本地理学会
|
資料タイプ |
学術雑誌論文
|
ファイル形式 |
PDF
|
関連情報URL(IsVersionOf) | https://www.jstage.jst.go.jp/article/grj/83/4/83_4_402/_article/-char/ja/
|
権利関係 | 日本地理学会
|
著者版/出版社版 |
出版社版
|
業績ID | e16189
e29581
|
部局 |
他機関
|