ファイル | |
言語 |
日本語
|
タイトルヨミ | チイキ イリョウ ニ オケル シュミレーション キョウイク シドウシャ ノ イクセイ ト コウカ
|
著者 |
佐藤 直
|
内容記述(抄録等) | 2014年の新人看護師ガイドライン改正や2011年の看護教育の内容と方法に関する検討会報告書において,シミュレーション教育の導入が奨励され地域医療における各施設の指導者も新たな教育方法を導入することが迫られた。そこでA施設は,地域の人材育成プログラムとして2012年より地域医療シミュレーション教育指導者育成コースを実施している。現在までに県内168名の指導者を育成した。参加施設の属性を県における病床数別および,圏域別の施設設置数と比較した結果,県内に設置された200床未満の施設の約29%の施設が参加しており,200床以上の施設は約45%の施設が参加していた。フィジカルアセスメントを重点的に指導するコース内容が中小規模施設のニーズおよび,看護協会が示す看護実践能力の向上に相応することが示された。コース修了者への質問紙調査では53%の人が院内の教育担当に任命されるなど役割が変化し教育活動の機会が増えたことが明らかとなった。またコース修了者が指導者となり,圏域の施設が合同で研修を行うネットワーク構築に結びついた。構築後5年間,研修した新人看護師の離職はなく新人看護師離職防止にも有用な取り組みであると同時に,圏域教育の質の担保にも効果があることが明らかとなった。地域医療シミュレーション教育指導者育成コースの修了者が地域でシミュレーション教育を実施する屋根瓦式教育は,地域医療施設における継続的教育に有用であることが示された。
|
主題 | シミュレーション教育
指導者育成
地域医療
教育効果
Simulation education
Leadership development
Community Medicine
Educational effect
|
掲載誌名 |
日本医学看護学教育学会誌
|
巻 | 27
|
号 | 3
|
開始ページ | 28
|
終了ページ | 34
|
発行日 | 2019
|
出版者 | 日本医学看護学教育学会
|
出版者ヨミ | ニホン イガク カンゴガク キョウイク ガッカイ
|
出版者別表記 | The Japanese Association of Medical and Nursing Education
|
資料タイプ |
学術雑誌論文
|
ファイル形式 |
PDF
|
関連情報 | |
著者版/出版社版 |
著者版
|
部局 |
医学部
|