タイトルヨミ | エキチク ノ ホヨウ ノ カイセキ ニカンスル ケンキュウ
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日本語以外のタイトル | An Analysis of Walking of the Goat in Draft
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ファイル | |
言語 |
日本語
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著者 |
盛政 貞人
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内容記述(抄録等) | 家畜の歩様に関しては19世紀の末期におけるMareyやMuybrige,E. の業績などを始めとして,相当な研究がなされてきているにかかわらず,役畜のけん引時の歩様に関する業績については,案外少いと言つてよいようである。
しかも,この方面の最近の業績においても.その解析が十分でない感があり,その力学的の意義を解明するに至つていない。しかし,役畜のけん引時の歩様の解析はそれ自体,学問上の意義をもつとともに,けん引時の姿勢などとあわせて,カ学的に分析してゆけぱ,けん引機構の解明の可能性があるものと信ぜられる。けん引機構の解明はひいては,役畜の合理的な使役法や役用に適した家畜の選択・改良といつた産業上の知識や技術にも,科学的な基礎を与えることとなろう。 本研究は,そのような観点に立つて,けん引時の conventional な狭義の歩様,姿勢,歩期などについてのけん引の影響を解析するとともに,けん引機構を解明することを目的として行なつたものである。 なお,本研究は.昭和29年春より30年春にわたつて,京都大学農学部において上坂章次教授の御指導の下に,加藤正信助教授ならびに入谷明特別研究奨学生の御協力を戴いて実施したものであり,また,川島良治助手,大学院学生の方々ならびに研究生の方々の御助力をいただいた。なお,当島根大学の各氏にもいろいろと御厚意を戴き,とくに,当職業科主任山根精一教授にはつねに深い御理解と御援助を戴いた。さらに参考文献に掲げた諸業績によつて啓発されることが大であつた。ここに,深く感謝の意を表したい。 |
掲載誌名 |
島根大学論集10周年記念論文集
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巻 | 1
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開始ページ | 121
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終了ページ | 142
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発行日 | 1960-02-29
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出版者 | 島根大学
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出版者別表記 | Shimane University
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資料タイプ |
紀要論文
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ファイル形式 |
PDF
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著者版/出版社版 |
出版社版
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部局 |
島根大学
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備考 | 島根大学論集10周年記念論文集
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