ダウンロード数 : ?
ファイル
a003001502h001.pdf 2.09 MB ( 限定公開 )
言語
日本語
著者
石川 清文
内容記述(抄録等)
 この小論の目的は,いわゆる Adverbial NP の統語論的範疇は NP ではなく,PP であることを論証することである。1.で,NP 論を提唱した Larson(1985)の論点を要約し,それを出発点として,2.で Larson の扱っている典型的な Adverbial NP の範疇が NP ではなく PP であることを論証し,3.で,here,there,today,yesterday,...等,語彙項目自体が Adverbial NP となる場合も PP と分析されることを示す。4.では,2.,3.に入らない副詞的用法の NP に簡単に触れ,その点をも踏まえて,5.で関係詞節における Pmissing 現象との関係においても,Adverbial NP は PP と分析すべき根拠があることを示す。
掲載誌名
島根大学法文学部紀要文学科編
15
2
開始ページ
1
終了ページ
27
ISSN
03886859
発行日
1991-07-25
NCID
AN00108081
出版者
島根大学法文学部
出版者別表記
Shimane University, Faculty of Law and Literature
資料タイプ
紀要論文
ファイル形式
PDF
著者版/出版社版
出版社版
部局
法文学部
他の一覧
このエントリーをはてなブックマークに追加